タミヤ1/20マクラーレンMP4/8
製作記 2
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合わせた感じがこうなりました。(合わせる時は平らな机の上にアンダートレイとボディを組み合わせてします。そうしないと何回やっても合わない。)面の段差はだいぶいいのですが、こんどは上と下での隙間が大きい。ふたたび後のカウルをはずして、少し削り、合わせては、、、と言う繰り返しです。ちなみに削る時ですがガリガリと同じ場所を削ると変な段差が出来てしまうので斜めに滑らすように削っていきます。塗装の厚みの考えてやり、だいたい0.3〜5ぐらいまで削ります。こういうとこは1〜2個作って失敗しないと感覚がつかめないのでがんばりましょう。
後ろはある程度終わったので今度はフロントを作ります。パーツ自体は全て別パーツになっているのですが、内部の資料が無いし、いたずらに作り始めると完成しないので全て接着し、(瞬着使用。筋彫りのとき楽。セメダインの時と比べてみると分かるよ。)パーツ同士の微妙な段差を180番のペーパーでならします。(こうしておくとクリアー塗装の後の研ぎ出しが楽だし完成後もきれいになります。ついでに筋彫りもします。
筋彫りには、コンパスを使います。(別にピンバイスに虫ピンをかませたのでも、もっと高級なのでもいいですが自分は近くにあったのでやってしまいました。深く細くやれるのであれば何でもいいんじゃないでしょうか。Pカッターだと何回もやると、深く太くになってしまうためやめたほうがいいです。やりかたとしては始めに、アートナイフで軽く筋彫るためのガイドをつけ、その後から何回も針でカリカリとやって行きます。けっこう深くしますが気にせずやりましょう。
フロントフラップの付け根も上から見えるとこだけ薄くしてやります。これだけでも見栄えが違います。でもほんとは後付けにしようかとも考え中。
リアウイングです。翼端板は作り直すので、切りはずします。リアウイングと翼端板のすきまにのこぎりを入れるのではなく、翼端板にニッパーを入れてウイングを3分割してから、そぐようにすこしずつ整形していくときれいに行くと思います。
リアウイングを切り離したのでこんどはコクピットの横にある整板をいじりたくなりました。(脈絡が無いなあ)まずはその支持棒(?)を作ります。素材は洋白線の0.4mm、それを、プラモのパーツを元に同じように折り曲げてやります。
しかしこの方法ではモノコックに差し込むことは出来ても、整流板をさしこむことは出来ません。そこで洋白線を3mmぐらいにきり、ハンダで接着してやります。写真は固定するために両面テープを机にはり、その上に固定しています。
で、固定したのがこれです。ハンダはメイクアップの低融点合金CW-2、フラックスは同じくメイクアップのこれ専用のです。あ、ちなみにこれを指名買いしたわけではなく、模型屋で、「メタルキットなどの工作したいんですけど」といったら、これが出てきたわけです。半田ごても、学校で技術の時間に作った半田ごてなんで、W数とかは、よくわかりません。ハンダの仕方も説明書などを見て、10回目ぐらいにうまくいきました。(こんな状態でも、メタルキットは作れました。ようはやる気と根性!、何とかなるさ、が大切です。)
次に、整流板に埋め込むための真鍮パイプを切り出します。自分でもこんなめんどくさいことはやりたくないのですが、仮組した時にどうもグラグラして、納まりが悪いのでこうしました。それに何もしてなくてボディ塗装後に、これが理由で失敗したら作る気なくしてしまいますからね。パイプの径は0.6×0.43です。
切り出したものがこれ。カッターナイフでパイプをころころさせてやれば切れます。
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